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WinActorの実行時にエラーが発生した場合の例外処理には、どういった処理を組み込めばよいでしょうか。

Q:WinActorの例外処理について教えてください。
どういった処理を組み込めばよいでしょうか。

例外処理を使うことで、シナリオでエラーが発生した場合に、直ちにエラー発生時の処理に移ることができます。
本記事では、エラー発生時の処理についてご説明します。

エラー発生時の処理


WinActorでは、エラー発生時に該当部品で処理を停止する仕様になっています。
例外処理を使用すると、エラーが発生したときや特定の画面が表示されたときの動作をあらかじめ決めておくことができます。

手順1


例外処理グループをシナリオの中に置きます。

手順2


例外処理のノードの内の正常系ルートに通常実行を行いたい処理、異常系ルートにエラー発生時の処理を配置します。
例外処理の正常系を実行中にエラーが発生した場合、異常系のルートにジャンプします。

発展編:例外処理に入れると便利なノード

異常系内に以下の部品を配置することで、エラー原因を判断しやすくなります。

「01_WinActor制御\07_デバッグ\デバッグ:変数値保存」ライブラリ

「16_画面キャプチャ色判定\画面キャプチャ(デスクトップ)」ライブラリ

「02_エラー処理\エラー情報収集」ライブラリ
※一通りの処理がグループでまとめて配置されます。
ノードのみ抜き出して使用することも可能です。

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