Q:WinActorのライブラリの18_Excel関連の「Excel操作(検索一致)」と「Excel操作(範囲検索)」の違いを教えてください。
検索方法に違いがあります。詳しくは以下の通りです。
検索方法に違いがあります。詳しくは以下の通りです。
1.ライブラリの違い
「Excel操作(検索一致)」
完全一致で検索。
検索対象が見つからなかった場合でもエラーは起きず、次の処理に移ります。
検索対象を見つけた場合、値を変数に格納します。
「Excel操作(範囲検索)」
部分一致で検索。
検索対象が見つからなかった場合、エラーを発生します。
検索対象を見つけた場合、セルをアクティブ化します。
2.確認方法
確認方法は以下の通りです。
手順1
検索を行うExcelファイルを準備します。
手順2
ライブラリ>18_Excel操作>Excel操作(検索一致)で下記の設定をおこないます。
手順3
例外処理グループの正常系内に「Excel操作(検索一致)」配置して実行します。
実行すると検索文字列は見つからないため「結果行」と「結果列」に値は設定されませんが、異常が発生することなく終了メッセージが表示されます。
*内部スクリプトを変更することで、エラーを検出することも可能です。
手順4
ライブラリ>18_Excel操作>08_範囲>Excel操作(範囲検索)で検索単語「検索」を指定します。
手順5
例外処理グループの正常系内に「Excel操作(範囲検索)」配置して実行します。
実行すると検索文字列が見つからないため例外が発生し、例外メッセージが表示されます。
(部分的に一致する文字列を検索単語に指定した場合は、部分一致したセルがアクティブになります。)