PC用のフローティングバナー スマホ用のフローティングバナー

記録モード(イベント)の仕組み

Q:記録モード(イベント)はどういった情報をもとに操作の記録をしていますか?
本記事では、記録モード(イベント)の仕組みをご説明します。

記録モード(イベント)の仕組み

イベントモードは、アプリケーションを構成する要素(インスタンス)の情報をもとに記録します。
電卓での記録操作を例に説明します。
ライブラリ>04_自動記録アクション>クリック(WIN32.ums4を使用します。

対象コントロール指定で、操作対象の電卓内の各要素を選択してみてください。
この時、オレンジ色の枠で囲われない要素は記録対象外となります。
電卓では、上部のタブ(表示、編集、ヘルプ)が対象になりません。
*対象が取れない場合、画像マッチング等で対応してください。
対象を選んだら、詳細設定をみてみましょう。

instance」は、アプリケーションを構成するそれぞれの要素です。
WinActorでは、それぞれの要素に番号を振り当てて操作対象を捕捉しています。
それでは、「instance」の値を1ずつ増やして実行してみてください。
アプリケーションには依りますが、規則性がありそうです。

text」にはその部品に設定されている文字列が表示されます。
電卓に関しては、文字列が空白ですね。
もしかしたら、当該部品には、数字ではなく画像が使用されているのかもしれません。
最後に「position」には操作対象の座標情報が記載されます。
厳密には、操作ウィンドウの左上を原点とした場合の、対象コントロールの左上の座標になります。
それぞれの値を変更して動作を確認してみてください。

更新賞・既存ユーザ定着賞を受賞

関連記事

  1. 特定のフォルダ内にファイルが置かれたタイミングで処理を走らせる方法はありますか?

  2. 「日付取得(西暦年のみ/月のみ/日のみ)」を使用して日付の一部を取得する方法

  3. 【基礎学習】よく使う機能

  4. 別のPCで実行した際のウィンドウ識別エラーやファイルパス関連のエラーの対処

  5. 「小書き文字変換」を使用して小書き文字を変換する

  6. 「IE操作(指定タグの指定ID内のテキストを取得)」を使用してIE上のテキストを取得